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Jトラスト 2019年3月度決算動画を見て

Jトラスト 決算

 

こんにちは、長期投資家のカボス( @olivetrhm)です。

 

さてJトラストの決算動画をようやく見る時間を作れたので、

今回の決算説明会の主旨を皆さんにご紹介します。

まずは前期の業績と今期業績予想です。

前期は既出の通り、△326億円の大幅の赤字、

こちらについては下方修正で発表があった通り、何らサプライズはありません。

 

気になる今期はなんと0億円......

少し驚いたけど、今期から海外子会社は12月決算が多いということからそれに合わせるため、9か月決算となっている。そして、藤澤社長はこんなことを述べていた。】

 まぁ、たいして数字は大きくないですが、赤字転落はないということでしょうね。

従来までは海外子会社が12月に本決算をむかえ、そして3か月後にすぐに日本で本決算だったため、経理に負荷がかかり、コストがかかっていたようなので、

今のうちから、12月決算に変えることは賛成です。

そして、今期9か月決算にもかかわらず、その他事業/調整額が△42億円と大きいですが、そのうちの15億円がANZのM&A費用、10憶円が裁判費用とのこと。一時的な費用で25億円の損失となったため、今期は利益ゼロ。

Jトラストの来期以降の業績について

上記の通り、社内的にはこの利益水準をターゲットにしているようです。

 

ただ、インドネシア事業については損益分岐点を超えるのにかなり時間を要する見込みです。

目標としては来期のどこかで単月で黒字化させ、再来期には完全復活ということを目論んでいるとのことですが、インドネシア事業に関しては全然信用できないのが個人的な感想です。

 

こちらは現地通貨建ての前期業績です。

△7,602億ルピアなので日本円で約△58億円です。

 

そうすると単純計算で一四半期はこんな数値です。

△58億 ÷ 4 = △14.5億円

そして来期は3四半期までなので

△14.5億 x 3 = △43.5億円

になってしまう計算です。

JTOはまだ発展途上なので、よくて数億円の利益計上しかできないと思うので、

Jトラ社が予想するインドネシア事業だけで△17億円という数値は眉唾物です。

 

これから投資される方は毎月公表されるJTOの残高積み上げの状況を確認しながら、

慎重に行った方がよいと思います。

カンボジア ANZのM&A進捗情況について

現在、クロージングに向けに動いているカンボジアのANZの業績についてですが、

前期2018年は29百万USDなので日本円で約31億円程度。

 

ただ、システムをグローバル⇒ローカル用へ切り替え作業の進捗が遅れている様子。5月のクロージングは間に合わずに7月以降になってしまいました。

 

今期赤字を防ぐためには、やはりANZのグループインが必要不可欠なので、

早めのクロージングを期待しています。

 

また、カンボジアについては前回記事にした通り、

ウェッジホールディング社の此下氏から告発され、起訴されたと海外メディアで報じられました。

www.olivetrhm.com

ただ、藤澤社長としてはあまり気にしていないようです。

起訴はされていないと明言し、

カンボジア中央銀行には事情説明を行い、理解を得ているとのこと。

 

また、今回藤澤社長からカンボジア事業についてのコメントは下記のとおりです。

Point

①JトラストComing soonキャンペーンがCM報道

②不動産、オートローン、農機具販売事業を営んでいる会社から提携依頼が何十社からきている

③カンボジアの日本大使から夕食を招待された

 上記内容を踏まえると、ウェッジ社のIRは誤報かもしれませんね。

 

ただ、安心はしきれないので、ANZのクロージング完了という吉報を待ちたいと思います。

 

ウェッジホールディングスの流動負債は大幅増!

話は変わりますがJトラの訴訟相手のウェッジ社の決算書を見たら、興味深い数字の動きがありました。

 

こちらをご覧ください。

5月15日に発表されたウェッジのバランスシートです。

f:id:spicarisa:20190517135931j:image

1年以内償還予定の転換社債が約77億円増えてます。

これはCreation Investments Sri Lanka LLC社とJトラスト社に対して支払う借金です。

これら転換社債(77億円)と社債(52億円)が流動負債負債として計上されているので、一年以内に計139億円という巨額の負債を返済する必要があります。

 

ただ、ウェッジ社の流動資産を見ると、

現金は約145億円。

f:id:spicarisa:20190517140615j:image

先ほどの負債を返してしまうと現金はたったの6億円。

彼らの収入源である貸付金を早期に回収する必要がありますがウェッジ社の貸付先の一社Pacific Opportunities Holdings S.a.r.l社はJトラストが株式を取得した事により、回収が難航している状態です。

 

しかも前述のとおり、Jトラは今期裁判費用10億円を見込んでいるので、ウェッジ社もそれに匹敵する額の裁判費用を準備する必要があると考えます。

 

この消耗戦も佳境になってきています。

 

Jトラストの来期業績プラス55億円は固い!?

ウェッジ社はJトラへの一部社債償還の期日が2020年3月と期日が迫ってきてます。

 

一部とはいえ、その額約55億円です。

 

Jトラがウェッジに貸し付けた金額は総額200億円弱となり、全て現金回収は無理だと思いますが、今回ウェッジ社が流動負債へ切り替えていることから55億円の回収は固いとみています。

 

すでにJトラは貸し倒れ引当金を全額積んでいるので、来年3月に回収できれば55億円の利益を計上できることになります。

 

藤澤社長が述べた来期20億円(純利益)はこの特別利益を加味していないと思うので、ホルダーとして楽しみが一つ増えました。