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【比較】退職金の受け取りは【一時金】or【年金】!?どっちがお得か徹底比較!

こんにちは、長期投資家のカボス( @olivetrhm)です。

周りに詳しい人がいないからか、最近、よくお金に関わることで相談を受ける機会が多くなりました。

金融系のブログを書いているよっ!周りに伝えているので、それが回りに回って、

私に【相談してみよう】ってなっているかもしれせんね。

 

どんどん、お悩み解決をしてあげて、このスキルを磨いていこうって、

思う今日この頃です。

 

退職金の受け取り方について(一時金or年金)

前回、私の知人で退職金の受け取り時期を延ばしたら、増額されるという記事を書かせていただきました。

www.olivetrhm.com

私の知人のような退職金の支払い方法はあまりないかと思いますが、

世間一般によくあるのは【一時金型】と【年金型】と言われる二つの方法です。

年金型は一年間に複数回(二回etc)に分けて、退職者に支払い、それを十五年間、継続的に支払いが実行され、徐々に退職金を受け取る方法、

 

一時金型は一度に退職金を受け取る方法です。

 

年金型は支払い総額も一度にまとめてもらうより、若干、多めにもらえます。

 

そのため、退職する際、

退職金を一時金でまとめてもらうのか?年金として分割してもらうのか?

非常に悩ましい問題があるかと思います。

 

 

なので、今回は

退職金は一時金 or 年金どっちがお得か徹底検証をしていきたいと思います。

f:id:spicarisa:20190121223931p:plain

今回のシミュレーション条件

相談者:マサルさん(仮称)

地方で40年間以上、勤める

サラリーマン時代の平均年収360万円

65歳で退職後、その後は年金で生活を送る計画

 そして、退職金の支払い予定額は下記の通り。

退職金

①65歳で全額受け取る場合:1,200万円

②65歳で一時金として、半分の600万円を受け取り、

残りは企業年金として、15年間に分けて、一年間に48万円受け取る

(48 万 x 15年間 = 720万円)

計:1,320万円

③一時金では一切受け取らず、全額企業年金として受け取る

15年間の間に、一年間に95万円受け取る

(95万 x 15年間 = 1,425万円)

計:1,425万円

①と②を比較すると、②の方が120万円多く、

②と③を比較すると、③の方がさらに105万円多くなります。

人間の心理からいくと、両極端の選択はしづらいので、

あいだを取って、②を選択したくなる方が多いのではないでしょうか?

 

一時金として、半額は受け取り、残りは企業年金基金に引き続き、運用を委託し、時間をかけて、少しずつ、増やしながら退職金を受け取れるって思うと悪くない話だと思います。

 

ただ結論として、今回のケースでは、

①の65歳で全額受け取ってしまったほうが良いと断言します。

収入だけではなく、支出も考えないと大損する!

確かに、受け取り時期を伸ばすことによって、収入は伸びます。

(今回は企業年金基金が運用難によって、実際に約束された金額が支払われなくなるというリスクはないという前提です。)

ただし、年間48万円 or 95万円を受け取ってしまった場合、所得税、住民税、健康保険料はどうなるのか?その点を検討しなければならないのです。

 

今回のマサルさんのケースの場合、

65歳で退職後、あとは年金をもらいながら、生活する想定なので、

アルバイトはしません。

 

まずはざっくりと年金受給額を計算してみましょう。

厚生年金受給額の早見表とシミュレーション!年齢、加入期間による目安や計算のポイントは?! | 保険の疑問をしっかり解決

こちらのサイトからシミュレーション可能です。

 

年収360万円で計算すると、厚生年金で約100万円、国民年金で65万円なので、

年金は年間165万円です。

 

そして、仮に②を選択した場合、65歳から80歳の間は企業年金から48万円上乗せされるので、合計213万円になります。

 

当然、この金額は手取りはないので、所得税、住民税が発生します。

 

さて、税金はいくらになるのか?

所得税、住民税を計算してみた

K-zone moneyというサイトからの引用です。

f:id:spicarisa:20190121232600p:plain

マサルさんは65歳以上になりますので、下の段が適用され、

公的年金と企業年金の収入は合算すると、213万円になりますので、

赤枠の部分です。

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取得税の計算式

213万円(公的年金+企業年金)x 100% - 120万円 = 93万円(所得金額)

93万円 - 38万円(基礎控除)= 55万円(課税所得)

55万円 x 5% = 27,500円(年間)

27,500円 x 15年間 = 412,500円

このように93万円が取得金額になり、この金額に基礎控除を差し引いた金額に、

5%の税率をかけます。

そして、住民税は下記の通り。

住民税の計算式

93万円 - 33万円(基礎控除)= 60万円(課税所得)

60万円 x 10% + 5,000円(均等割)= 65,000円(※各自治体によって異なるため、概算)

65,000円 x 15年間 = 975,000円

 

所得税、住民税を合算するだけで、1,387,500円になってしまいます。

 

勿論、企業年金によっては増額した収入は48万円(年間)なので、

企業年金を受け取ったことによる増税分は約108万円分程度です。

 

さらに、健康保険も収入に応じて、比例するため、収入が年間約48万円増えることにより、健康保険料も年間約3万円増え、15年間で36万円分増えてしまいます。

 (こちらも自治体によって異なるため、概算です。)

税金、健康保険料を合算すると、144万円の支出が増えてしまいます。

まとめ

Point

収入105万円 - 支出144 = △39万円

 

企業年金によって、多少、収入が増えたとしても、税金,健康保険料による支出が増えてしまうため、一概に得だとは言えない!ということがお分かり頂けたかと思います。

 

今回のシミュレーションは配偶者控除は適用させておりませんので、

奥さんの収入によっては配偶者控除を適用させ、節税できるケースがあるかと思います。

 

各家庭によって、それぞれ事情が異なるかと思いますので、

収入と支出、両面からきちんと精査して上で、ご判断されることをお勧めします。

 

私だったら、一時金として、さっさと受け取って、半分を株式なので、運用として、配当金を収入を得るという選択を間違いなくすると思います。

税制も有利ですしね。