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Jトラスト(J TRUST) 決算(2019年度第二四半期)について

こんにちは、長期投資家のゆず( @olivetrhm)です。

さて、先日、第二四半期のJトラストの決算が発表されましたので、考察を述べたいと思います。

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第二四半期業績について

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 営業利益2,500万円!?少ない!!!

 

いやはや、なかなか業績が上向きませんね、

連結でみても何もわからないので、セグメント別に見ていきましょう。

まずは日本金融事業について

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利息収入、その金融収益が減収となっているため、減益ではあるものの、

下の画像の通り、保証料収入は着実に伸びています。

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今回の決算説明会でアパートローンの残高推移について、説明されておりました。

10月末までで1,361億円積み上げておりますから、来年3月までに約140億円程度増え、1,500億円にはなるとのこと。

ただ、それ以降は鈍化するとのこと。

 

11月9日に発表があったとおり、日本保証がリストインターナショナルリアルティとの業務提携契約を締結しました。

今後は海外不動産(主に米国)の保証残高が積み上げは期待できます。

それ以外にもリバースモゲージローンの保証などで拡大を図っていくとのこと。

 

とはいえ、年間10億円単位で大幅に利益伸ばすことまでは期待していないですが、

数億円単位の微増くらいで推移し、Jトラストの貴重な『キャッシュカウ』となってくれればいいですね。

韓国金融事業について

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売上げは伸びていますが、今期からIFRS9適用になり、貸倒引当金を前期比+約89億ウォン(8.2億円)計上しております。

その状況下で営業利益は横ばいですから、まぁ健闘しているのでは?と考えております。

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そして、半期で進捗100%なので、そもそも目標設定が低い過ぎると示唆しておりました。なので、おそらく40-50億円くらいは期待できるかもしれませんね。

 

ただ、以前記事にしましたが、SBIと比較するとかなり見劣りしますね。

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しかも月次で公表している貸出債権の増加率が多少鈍化しているので、今のままではちょっと黄信号ですね。

説明会の中で、『他社は上限金利いっぱいに消費者に貸出している中、我々は将来、上限金利が下げることを見越して、ボリュームをとっていく戦略』と述べていましたが、

最近は減ってはいないですが、そこまで増えてないという現実があります。

 

ただ、『若干、規制緩和されつつあり、個人に貸出可能な金額が増えてきている』とコメントされておりましたので、引き続き月次の残高を注視していこうと思います。

 

また新たな収益源確保のため、現在、韓国でも保証事業を模索されているようなので、

日本保証で培ったノウハウを存分に活かし、収益拡大を期待したいところです。

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インドネシア金融事業について

 △24億円!?

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『苦戦!!』の一言ですね。

理由

①債権の一部不良化による収入減

②IFRS9適用による貸倒れ引当金積み増し

 

債権不良化か~!インドネシアでの金融事業は厳しぃ!!

①は頂けないですね。決算説明資料にあるとおり、審査プロセスの見直し、改善を図ってほしいところ。そして、ようやく10月にオリピンドを子会社化できたから、自動車ローンだけじゃなく、農機具、白物家電の債権積みあげを早期に実行してほしいね。担保はその製品に付けることができるから、不良化リスクを最小限にできるしね。

 

今回の決算資料で気づいたんですけど、まだネットバンキング開始していなかったんですね.....

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確か以前、ネットバンキングを開始させることによって、預金金利を1%さげることができると言っていた記憶してます。

現行Jトラスト銀行インドネシアの預金残高は約1,160億円なので、1%下げれば、11億円のコストを削減できる見通しです。

 

ただ、今回の説明会で藤沢社長は結構、過激なことを言っておりました。

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 今の銀行が貸出すると不良債権を作るため、貸出しない方針にしているとのこと。

預金を低金利で集めて、余剰の現金は債権を運用し、収支はトントンで構わない。

とまで発言されているそうです。

 

下の②の通り、説明資料にあった『余剰流動性(余った現金)は高金利の債権で運用』というのはそのような意図があったんですね。

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銀行単体では優良債権の確保が相当難しいということを推し量ることができます。

 

やっぱり、頼みの綱はオリンピンドになるんでしょうね。

Jトラストが買収前は毎月5億円程度の貸付をしているとのことでしたが、徐々に銀行から低利の資金が流れ出している最中。

平行して、早期にインドネシア全土にPOSの設置、人材育成等、スピード感を持って対応して頂きたいものです。

 

現行、約150億円程度の貸出債権が一年間でどれくらい拡大できるのか、これは非常に楽しみですよね。

間違いなく、調達金利は劇的に下がって行き、利ざやは確保できると思うので収益改善が見込まれます。

詳しくは下記記事をご覧ください。

www.olivetrhm.com

 ただ、インドネシアでの銀行がすでに何年間も失敗しているという現状を踏まえ、

Jトラスト銀行の経営権を銀行経営の長けた他社に売り渡し、低利で資金調達できるよう大株主としてポジションは保ち、ノンバンク事業に専念すべきなのでは!?』

ともコメントしておりました。

 

今すぐにというような話しぶりではなかったですが、

来年一月から千葉さんがインドネシア事業に専従となりますので、それでもうまくいかないようだったら、現実味が帯びてくるかもしれませんね。

今後の企業買収は!?

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あるすれば、カンボジアのノンバンクとのことでしたが、ただ、これはライセンスを取得すれば、事足りるとのことだったので、今後、M&Aは少なくなることは間違いなさそうですね。

自分でライセンスとって、始めてもいいし、いい案件が舞い込んできたら、買っちゃうというスタンスですね!

 

オリンピンドのように調達金利が高くて、利ざやの確保に苦しんでるノンバンクはどこの国でもありそうなので、虎視眈々と狙えるのは良いですね。

 

まとめ

泥臭いJトラストの魅力に取り付かれ、かなり長期で保有しています。

インドネシア金融事業について、前期はようやく赤字から脱却したかと思いきや、

この決算ですから、投売りしたくなる気持ちもわかります。

 

ただ、今回の説明会で藤沢社長が日本、韓国、カンボジアだけで100億円は軽く利益を計上(かなり現実的)できるといっているので、あとはインドネシアが軌道に乗るのを待つだけ、と考え、とことん付き合っていきますよ!