こんにちは、長期投資家兼生活アドバイザーのゆず( @olivetrhm)です。
私が毎週、購読している日経ヴェリタスの記事に気になるものがあり、
今回はその記事を深堀してみたいと思います。
それがこの画像にあるとおり、
イオンの住宅ローンについてです。
- イオン銀行の評価について
- イオン銀行のどの分野が特に優れているのか?
- イオン銀行が選ばれる理由とは その①
- イオン銀行が選ばれる理由とは その②
- イオン銀行が選ばれる理由とは その③
- イオン銀行が選ばれる理由とは その④
- まとめ
イオン銀行の評価について
イオンのグループ会社であるイオン銀行が提供するこの金融サービスですが、
顧客満足度もNo.1と非常に品質の良さをうかがい知ることができます。
また、少し見づらいですが、ヴェリタス記載の記事を一部引用させていただきます。
こちらは日本経済新聞社と日経リサーチが共同で、全国の116銀行を対象に、
【銀行リテール力調査】という名目でランキングを付けております。
①店頭サービス(店頭環境、商品説明力、電話応対
②商品充実度(住宅ローン、投資信託等の資産運用、セキュリティ、ATM数)
これら評価項目の中で高得点を獲得し、見事に総合ランキング一位を獲得しております。
(300点満点中245.6点)
ちなみにですが、過去2013年~2017年までのランキングは下記の通り。
2015年には3位と徐々に頭角を現しております。
注意点として、こちらの調査は店頭サービスなどが評価項目に含まれているため、ソニー銀行等のネットバンキングは調査対象外です。
イオン銀行のどの分野が特に優れているのか?
先ほどお伝えしたとおり、総合評価のため、すべての項目で一位になっているわけではございません。
特に点数が高かった項目が、住宅ローンです。
住宅ローンにおいては、二位の三井住友銀行が30点満点中20.7点に対して、
イオン銀行の住宅ローンは26.5点と、5.8点も差をつけております。
総合評価では1点単位で順位が入れ替わるので、この住宅ローン分野において、
得た得点は今回一位を獲得できた一番の要因だと考えます。
イオンの住宅ローンはそんなに差別化の図れた商品なの!?
そうだね。言うまでも無いけど、イオンはショッピングモールなどの小売をメインに商売にしているから、小売と金融(住宅ローン)を上手に活用して、どんどん顧客を獲得しているよね。一つ一つ説明していくね♪
イオン銀行が選ばれる理由とは その①
他の銀行には無いイオン銀行ならではの特典はやはりこれでしょうね。
住宅ローン組むことによって、イオンカードセレクトという専用のクレジットカードが発行可能になります。イオングループのお店で買い物する際、そのカードで決済することによって、口座引き落とし時に決済額から5%割引が適用されるのです。
毎日、曜日関係なく5%割引が適用されるのは嬉しいよね。しかも、毎月開催される20日、30日の5%OFFの日でも、二重に割引がされるんだ。レジの時に5%OFFになって、口座引渡し時にさらに5%OFFだから、実質10%弱の割引だよ。しかもクレカを使っているからポイントも1%貯まるんだ。
対象店舗:イオン、イオンスーパーセンター、マックスバリュー、まいばすけっと、ピーコックストア、ザ・ビッグ 等々
ただし、注意点としては、5年間の期間限定、借入額に応じた限度額があります。
詳細は下記の通り。
①借入額が1000万円未満:対象外
②借入額が1000万円から2000万円未満:年2.25万円割引可能。
5年間合計:最大11.25万円
③借入額が2000万円以上:年4.5万円まで割引可能。
5年間合計:最大22.5万円
補足すると、②については年間45万円分の買い物した金額に対して、5%割引適用できます。③については、年間90万円に対して、5%割引適用対象ということです。
一応お伝えしますが、イオンの株主でオーナーズカード(下の画像)をお持ちの方は3%以上のキャッシュバックがされていると思いますが、 オーナーズカードの特典は併用不可です。
イオン銀行が選ばれる理由とは その②
イオンでの買い物金額に対して、5%適用というのはかなり魅力的だけど、そもそもの住宅ローンの金利とか、諸費用が他行より、お金かかっていたら意味がないよね~。
確かにそうだね。その点はZAIというサイトにいい記事があったら、これを見てみて。
これは2017年1月時点での
借入金3000万円、借入期間35年、
諸費用込みの総支払額
表の左側は特典を考慮しない場合の総支払額。
特典なしでも結構コスト競争力ありますね。
そして、右側は特典を加味した場合のシミュレーション結果。
まさかの一位です。
算出条件:
借入金3000万円、借り入れ期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、主要15銀行の実質金利を計算した「住宅ローン実質金利ランキング(10年固定、新規借入)」の上位3銀行について、総支払額を比較した。各銀行の具体的な商品は、ソニー銀行は「住宅ローン 10年固定 頭金10%以上」、みずほ銀行は「最後まで変わらずおトク!(ネット)10年固定」、イオン銀行は「当初固定特別金利プラン(定率)10年固定」。
金利、諸費用を加味しても他行を凌ぐ魅力的な商品設計であることがお分かりいただけたこと思います。
イオン銀行が選ばれる理由とは その③
次に保証も充実してますね。
借入額に対して、0.3%なので、
仮に借入金3000万円、借り入れ期間35年の場合、
この保証を追加したすると、総支払額は160万円です。
生命保険代わりになるこの保証を160万円で手にすることができるならば、
まぁまぁ安いかもしれませんね。
他行よりも飛びぬけて良いわけではないと思いますが、平均よりは上だと思います。
イオン銀行が選ばれる理由とは その④
個人的に意外と大きなメリットになりそうなのが、銀行への行きやすさだと思います。
住宅ローンって結構仕組みが複雑で、しかも取引額がでかすぎるので、
他のネットバンクに申し込んだとしたら、
電話、メールのやり取りだけで手続きを進めるのは、多少、不安になってしまいます。
とはいってもメガバンク、地銀に行くとしても、閉めるのは早いし、土日やってないし、、、、
といった感じで、ショッピングモール内にあって、365日営業なので、買い物の隙間時間にいけるのは、利便性が高いんじゃないかなと思います。
まとめ
要約するとこうです。
①買い物の特典を加味するとコスト競争力No.1
②保証内容は申し分なし!
③365日来店可能!利便性抜群!
こんな感じですね。私たち家族も二年以内には住宅ローンを申し込むので、そのときはイオン銀行は第一候補にしようと思います。