奇貨居くべしというブログを読んで
不思議なブログタイトルですが、『奇貨居くべし』というブログを読んで、
目からうろこの記事がありましたので、ご紹介したいと思います。
大数の法則について
大数の法則はご存知でしょうか?
これは「試行を繰り返すことで、結果は期待値に近づく」という確率が持つ性質のことです。
噛み砕いて説明すると、投資先を一つにせず、投資先を増やせば増やすほど、
投資がお金より多くもらえる確率が増す、というもの。
詳細については、下記リンクからご確認ください。
購入予定銘柄でシミュレーションしてみました!
この記事を読んだとき、衝撃を受けました。
なんとなく、投資先を分散することにより、勝つというより、負けない投資ができるというのは理解をしているつもりですが、
確率という数字を算出したことが無かったです。
いても経ってもいられなくなり、
子供が寝静まった後に、早速、シミュレーションしてみました。
私は日本アジアグループ、Jトラスト、フロイント産業を中心に投資していく予定なので、下記の通り、3社で設定しました。
※念のため、お伝えしますが、枚数、買値については目標値として設定しているだけなので、まだここまで買い集められておりません。
分散投資シミュレーション条件
上記表の通り、5パターンでそれぞれの評価額を表しております。
またそれぞれの確率について、下記の通り、均一に設定しております。
倒産:20%
株価が2分の1:20%
株価が1倍(買値と同額):20%
株価が2倍:20%
株価が3倍:20%
割安成長株においては、継続的に毎期純益を15%,20%程度、積み上げできれば、
PER15~20倍に格上げになりますので、3倍以上(5倍も現実的)になることはなんら不思議ではなく、往々に起きております。
分散投資 シミュレーション結果
シミュレーションしたことにより、
損をしない確率がどのくらいなのか、はじき出すことができました。
その確率は68.8%です。
(上の図では一倍以上と表現しています)
しかも、株価が半分になる確率などを無造作に20%と設定しましたが、
各企業が公表する、KPIの点検を継続することによって、その企業が成長していけるのかどうか、ある程度の見極めはできると思います。
例えば、Jトラストの場合、貸出残高、貸出金利、不良債権率等の推移を決算の度に、
点検といった作業を継続することにより、68.8%よりも更に確率を上げることはできます。
今後も引き続き、買い増しを続け、長期で保有することによって、
どのような結果となるのか、実験していきたいと思います。