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日本アジアグループ 2019年3月期 決算についての考察

【2018年11月更新】

こんにちは、長期投資家のゆず( @olivetrhm)です。

保有銘柄の一つ日本アジアグループが第二四半期が今週発表され、

ようやく決算資料が公開されたので、追記したいと思います。

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第一四半期決算について

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上記の通り、予想以上の赤字となりました。

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セグメント別では上記の通りです。

前回予想させていただいたとおり、グリーンエネルギー、その他はほぼ予想通りでしたが、空間情報の赤字幅が拡大しております。

 

 

赤字拡大の要因

下記のとおり、説明会資料に記載がございました。

・ザクティ営業利益△9.5億円

・明治コンサルタント前期比△4.9億円

 

私の中で想定外だったのが、ザクティが下期偏重型の企業だったこと。

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上記の通り、3Qまでずっと赤字続きで4Qで利益を積み上げる。

国際航業と同じ利益構造だったのです。

理由としてはザクティの主力商品はミラーレスカメラのため、年末商戦に一気に益出しをするとのこと。

短信だけ見たときは少し驚きましたが、まぁ気長に待つしかないですね。

 

期末になって、今年は想定より販売不振に陥った。

とかならないといいですが,,,,,,

ただ、そもそもザクティ単体の今期予想は営業利益2.5億円なのでそこまで期待してないですけどね。

空間情報は正直、まったく予想つかないので、重点施策としてあげていた支店の統廃合を進め、コスト削減だけは確実に実行し、来期までには安定的に10億円は稼いでほしいです。

期待する事業

同社の事業で着実に利益を積み上げていけるのはグリーンエネルギー事業だと思います。

当該事業は対前年期比53.2%増となりました。

現時点で太陽光発電の施設は161MW

今期中にプラス35.2MW 累計 196.2MWに積み上げる予定です。

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 今から来期の話をしてしまいますが、来期の発電事業だけで営業利益40億円になるのでは期待しております。

 

来期業績予想

空間 :10億円

グリーン:50億円(発電 40億 + 住宅 10億)

森林 :  5億円

営利合計:65億円

経常利益:45億円

純利益    :30億円

EPS     :111円

配当金 :  20円

 

そうすると保守的に見て、PER 15倍で 1,665円、今の株価から4倍以上になっても

全くおかしくないと考えます。

さらに長期で期待する事業

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これを見たとき、驚きました。

規模がでか過ぎませんか!?

ただ、同社は森林を保有し、加工まで可能なため、利幅は結構確保できると期待に胸を膨らませています。

資金調達方法、見込み利益などまだ一切見えてこないため、こちらは進捗あり次第、

また記事にしたいと思います。

 

第二四半期決算について

下記の通りの結果となりました。

第一四半期では営業利益△12億円だったので、7000万円程度、赤字が膨らみました

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一見するとどうしようもない決算かと思いますが、セグメント別にみると、そんな悪くない決算だったのでは?と考えております。

 

前期

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今期がこちらです。

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空間情報は前述の通り、ザクティ、明治コンサルタントの利益が下期に集中することによって、上期はかなり損失が膨らんでおります。

 

少し不安にはなりますが、決算短信記載の通り、おおむね計画通りに推移しているということから下期挽回し、空間情報だけで5億円の利益を計上してくれることを期待します。

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続きまして、クリーンエネルギー事業についてですが、直近3年間の営業利益の推移をグラフにしました。

単位:百円

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当セグメントは太陽光発電事業、住宅事業の二本柱で収益をあげており、

住宅事業に関しては、微増ながら増収増益です。前期は8.7億円で、

今期第二四半期比較的好調で増益を維持。

説明会資料を確認すると、下記画像の通り、

2.96億円(前期比約10%増益)でした。

とはいっても、消費税増税が近づいているので、必然ですので、

来期は横ばいか、もしくは微増益、

再来期は落ち込むでしょうね。

 

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太陽光発電事業は現時点で168MWの規模となり、

(前年同期 123MW)想定どおり、21億円計上しておりました。

前期の15億万円と比較すると、36%増益です。

 

前下期だけで太陽光発電事業だけで7.3億円もの利益を計上しています。

単純計算で前第二四半期時点で123MWということは、

現時点で発電能力は36%増になります。

 

当然、発電能力に比例し、売上げ、利益も比例しますので、今下期は

7.3億円 x 136% = 9.9億円

くらいは利益を計上してもなんらおかしくないですよね。

 

ということは、太陽発電事業だけで、営業利益30億円超えられる!?

と考えても良いのではないかと思います。

 

太陽光発電事業の懸念事項

着実に規模は拡大してるんだけど、九州電力の出力制限が気がかりだよね。

そうだね。電力需要が少ない春、秋の週末の今後も断続的に実施されるだろうね。ただし、春、秋の週末、そして、九州電力は出力制限をさせる発電事業者を毎週、交代で指名している。というのが今の流れ。だからそこまで、毎週出力制限がされるわけではないから、同社に与える影響はそこまで悲観的に考えなくても良いんじゃないかなぁ。

 

 同社が現在、どこに太陽光発電施設を有しているのか、みてみましょう。

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意外と九州地方は全体の割合で見たら少ないですね。

全体で見た九州地方の太陽光発電の割合は15.4%程度でした。

 

しかもまだ完了していない施設は関東、中部地方で建設中なので、すこし安心材料ですね。

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主観ですが、まとめました。下記の通りです。

Point

①同社の太陽光発電施設のうち、九州地方にあるのはおそらく15.4%程度

②九州電力の出力制限は春、秋の週末に実施(年間せいぜい45~50日くらい??)

③九州電力は毎週交代で発電業者を交代で指名しているので、春、秋の毎週末は出力制限されるというわけではない。

こんな感じなので、まぁそこまで大きく業績に影響はでそうな感じではないかもしれませんね。

ただ、同社のIR担当者は『影響が大きくなったら公表する!』としか言わないので、まだ予断は許しませんが。

 

同社のコスト削減の進捗状況について

来期までに拠点の統廃合、新基幹システムを導入などを行い、コスト削減を計画しているのですが、進捗について聞いてみました。

 

まず、支店の統廃合について、拠点の経費削減だけでなく、製販一体となった組織へ変革する必要があると考え、拠点適正化を現在も検討中とのことです。

支店の統廃合は今期中かと思ったので、思うように進捗していない印象を受けます。

 

新基幹システム(営業支援、生産管理等)についはすでに一部稼動し、来期からは本格稼動するとのこと、

同時並行で経費削減のプロジェクトチームを編成し、出張費など細かな経費までの見直しを取り組んでいる状況とのこと。

 

どこまで効果があるか、全く持って未知数ですね.....

 

ザクティの収益改善の進捗について

さて、今期から連結に加わったザクティの過去の売上げ推移が公表されていたので、紹介します。

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 過去の業績をみても、デジカメのOEM(他社ブランドの製品の受注生産)という業態からオワコン感が否めないですね。

日本アジアの連結に加わり、現時点では足を引っ張っている状態ではあります。

 

ただし、現在、下記施策によって、売り上げ原価率は3.5%改善しているとのこと。

原価精査による利益率改善、受注生産管理、本社フロア縮小等による徹底した固定費削減を実施

上の画像の右のグラフの通り、総利益(粗利)だけ見たら、黒字化したとのことですが、営業利益ベースでの黒字は道半ばです。

ザクティ四半期別営業利益

第一四半期:△9.5億円

第二四半期:△2.5億円

このように営業利益の推移をみると赤字を垂れ流す駄目息子のようですが、

第一四半期で公表された、ザクティの推移をみると、ある程度、計画通り進んでいるのはないでしょうか?

1Qで大幅な損失、2Q,3Qで損失額は小さくなるものの、損失を拡大し、4Qで挽回。

ただ、クリスマス商戦がある第三四半期も黒字を確保できないんかいっ!?

と正直思いますが、黒字まではいかないまでも収支トントンまでもっていってほしいものです。

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今期業績予想

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会社側は業績予想を変えておりませんが、

個人的には空間情報は5億円。

グリーンエネルギー事業は強気で、35-7億円はいけると考えます。

森林活性化事業は四半期ごとに3,000万円増益基調ではありますが、4億円は強気すぎると思い、よくて1億円くらいかと。

 

営業利益計 41~43億円

ってところですかね。会社予想は控えだと思ってます。

当たらなかったらすみません。

そうすると経常利益24億円、純利益17億円(一株利益60円くらい)でおちつくんじゃないんですかね~

現時点の株価は368円なので、PER 6倍なので割安だと思い、来年のNISA枠で買い増ししていこうと思ってます!

 

来期も太陽光発電は間違いなく増益、

且つ、支店の統廃合などの販管費減ご見込めるので売上げ、利益は堅調に推移していくと思います。

 

第三四半期決算が発表されましたので、こちらの記事にまとめております。

www.olivetrhm.com